2012/08/10
夏の風景、茨城県ひたちなか市平磯の海岸道路。
最近はあまり聞かなくなったが地元では大洗から那珂湊、平磯、磯崎にかけてを「三浜(さんぴん)」と呼んでいる。因みに「阿字ヶ浦」というのは阿字(教典)が流れ着いた清浄石がある磯崎海岸のことで本来の地名ではない、湊線の終点「阿字ヶ浦駅」が出来てからその周辺に阿字ヶ浦という地名が出来た。
短パン一チョでマウンテンバイクを転がすおにいさんがかっこよかったのでパチリ、この先は平磯港と平磯海水浴場。その名の通り平たい磯が続くのが平磯海岸、この平たい磯場でアンモナイトが発見されてから、ここが日本ではまれな露出した白亜紀の地層であることが判った、地層は北に行くほど激しく隆起していて新しい世代の物となる、平磯海岸が最も古い側の地層になる。なお日本列島最古の地層は茨城県日立市にある地層で三葉虫などが発見されている約5億年前のカンブリア紀のものになる。
Canon EOS 30D / SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
満ち潮で肝心の「平磯」が見えないけれど、今日は波が穏やか。磯では海鵜さんとゆりかもめさんが、沖を行くのは北海道苫小牧と大洗を結ぶ大型フェリー、まもなく大洗港へ到着。
Canon EOS 30D / SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
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