2010/12/08

木立の陰で何年も眠るトレーラーハウス、つやのない銀色のボディはどんな旅をしてきたのだろう。
なんてかっこ付けたこと書いてみるテスト、この裏藪に置きっぱなしのトレーラーハウスの向こうの方に、この前の「カラスノキンタマ」がいっぱいなってるんですよ。
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2010/12/08
フリーソフトでHDR写真作成
下の写真みたいな感じのいかにもHDR(ハイダイナミックレンジ)写真+画像効果をフリーソフトで作ります、あくまでも段取りだけですので細かなオプションとかはいろいろいじってみて下さい。

では一気に行きます
準備
当然ですが最低三枚の三段階連続露光のソースを用意します。三脚とレリーズ使用で最初はなるべく動体のないものを撮影すると後が楽です。

ソースになる写真が用意できたら、使うソフトはフリーのHDR合成ソフトのLuminanceHDRです、
LuminanceHDR 2.0.1
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_qtpfsgui/releases/
LuminanceHDR-Win-v2.0.1-1.exe
他に彩度やガンマとかいじれるものなにか(ここではGIMPを使用)
GIMP 2.6
http://www.gimp.org/downloads/
gimp-2.6.11-i686-setup-1.exe
効果が簡単に得られるものなにか(ここではVirtualStudioを使用)
VirtualStudio 1.0.38
http://www.optikvervelabs.com/virtualstudio.asp
以上のソフトをインストールしておきましょう。
その1
LuminanceHDRを起動して「New HDR Image」のボタンからファイル選択のダイアログボックスを開きます。

ダイアログボックスに露光を変えた複数ファイルドラッグアンドドロップします、EXIF情報があれば自動で露光値を読み込みます、EXIF情報が無いファイルは手動で値を入れます(+2とか-2とかでいい)そして「Next」

その2
基本的にそのままでいいですが、動体の小さな二重写り消しの「Anti Ghosting」を使うときには、表示を「Original Size」、プリビューモードを「Differance」にして「Anti Ghosting」を押し「Add Mask」をチェックし、ファイルをクリックしてみながらゴーストの状態を確認して、二重写りしている部分をなぞりマスクを与えます、少し練習すれば判るでしょう。「Next」を押して次のオプション画面に進みます、とくにこのままで「Finish」を押して合成をします。

合成が出来た状態です、白鳥のぶれが消されています。次に「ToneMap HDR Image」を押してトーンマッピングを行います。

その3
トーンマッピング画面で「HDR Image」ボタンを押します、「Operator」でプリセットを選択します、ここでは「Fattal」を選んでみます。パラメータの調整をプレビューを見ながら行います。パラメータとかをいじってる間はサイズは小さいままで、最終書き出しの時点で実際の書き出しサイズを選びましょう「Apply」を押して保存します。

その4
画像をGIMPに渡して「色相と彩度」を調整します、輝度をマイナスに彩度をプラスに振るといいかもしれません。

その5
味付けに「VirtualStudio」を使って調整します、VirtualStudioからファイルを読み込んだら「VP」のボタンを押して

プリセットの画面を出し効果を与えてみます。効果が気に入れば「Process」で書き出して完成です。

以上簡単ですが高価なソフトを買わなくても、フリーのソフトだけでHDRを楽しむことが出来ますのでお試し下さい。
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